なぜ人間は歯を失うといけないのか?
人間は親知らず4本含めて28本の歯で食べ物を噛んでいます。
歯の本数が減ると、残った歯で噛むことになり
1本あたりの負担が増えていきます。
何本まで減ると残った歯の負担が大きくなりすぎるのか?
噛む力は人によって違うため、あくまで平均的な解釈ですが私たち人間は8本失って歯の本数が20本を下回ると、ただ普通に噛んでいるだけで、その噛む力がダメージとなりやすく、急激に歯が減っていく傾向が見られます。
歯が「無いこと」「咬めない状態が続くこと」は
以下のリスクが生じる可能性が高くなります。
死亡リスクが上がり長生きできない
・歯が少ない、失ったままにしていると死亡リスクが高くなります。
(歯を失ったとしても、人工の歯を入れることで、それを解決できます。)
・臼歯のかみ合わせが安定していないと、死亡リスクが高くなります。
要介護状態や、認知症になりやすく、ボケやすい
・不良な口腔環境は将来の要介護状態の発生が高くなります。
(歯を失ったとしても、人工の歯を入れることで、それを解決できます。)
・口腔環境の悪化は、認知症の発症や認知機能が低下しやすくなります。
入院して手術する際に、合併症にかかりやすくなる
・術後合併症(術後肺炎、 心臓手術後感染、臓器移植後感染等)のリスクが高くなります。
歯周病から歯を失った方は、以下の点、注意が必要です
・生活習慣病にかかりやすくなる
・誤嚥性肺炎、メタボリックシンドローム
(糖尿病、血管疾患、慢性腎臓病、低体重児出産、早産、骨粗鬆症)のリスクが上がります。
まとめ
これらのことから人間は歯を失うと大変です。
インプラントやセラミック治療等のご希望がなければ保険適用の治療も可能です。
もし、歯医者に行くのを放置している方がいらっしゃるのであればすぐにご予約下さい。