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くさび状欠損(WSD)とは?

くさび状欠損とは歯と歯茎の境目の歯質が、くさび状にえぐらたような欠損が生じている状態のことです。今回はくさび状欠損の原因や、引き起こされる症状について解説していきます!

くさび状欠損になる原因

くさび状欠損の原因はいくつか考えられます。

・食いしばり、歯ぎしり

集中している間や寝ている間など、無意識のうちに食いしばりやをしている場合、意識的に噛んでいる力よりも過剰に力が加わっていると考えられます。強い力が加わり続けることや歯ぎしりによる歯の横揺れなどが、歯が欠けてしまう原因に繋がります。

・悪い噛み合わせ

食いしばりや歯ぎしりがなくても、噛み合わせが悪いことにより過剰な力がかかる場合もあります。噛み合わせは歯列に限らず、詰め物や被せ物によって悪くなることもあります。治療から時間が経つ箇所は、医師に確認してもらうと良いでしょう。

・過度な歯磨きの圧

歯磨きの際に強い力で磨いてしまうと、研磨剤が含まれた歯磨き粉を使用している場合、徐々に歯が欠けてしまいます。歯と歯茎の境目は汚れが溜まりやすい箇所ですが、強い力をかけてしまうと悪影響となります。丁寧に優しく磨くことや、柔らかい歯ブラシを使用することで歯磨きの圧を調整しましょう。

くさび状欠損によって引き起こる症状

くさび状欠損は自然治癒しません!
欠けた部分に汚れが溜まり虫歯を誘発させたり、放置し続けた場合しみる症状を強く感じるようになります。また、最悪の場合には神経を取ることになってしまいます。

くさび状欠損は早期発見、早期治療が大切です!定期的な歯科検診を受けましょう!