むし歯予防にキシリトールを取り入れてみましょう!
キシリトールとは
糖アルコールの一種で砂糖と同じ程度の甘さのある、天然甘味料です。
いちごやカリフラワーなどの食べ物からも摂取ができます。
キシリトールを含む糖アルコールは糖質の一種でアルコールではありません。
キシリトールの特徴と効果
むし歯菌は糖分を分解して酸を作り、これがむし歯のもととなります。
しかし、キシリトールはむし歯菌に分解されず酸を作り出す原料にはなりません。
むし歯菌はエネルギーを使いキシリトールを体内に取り込みますが、利用できないため菌の外へ捨ててしまいます。再びエネルギーを使い繰り返し取り込むと、エネルギーを無駄遣いします。
キシリトールによるこの作用は、むし歯菌の増殖やプラーク形成を部分的に抑えます。
またキシリトールはカルシウムと結合することで歯の修復(再石灰化)や、口に入れると味覚を刺激し、お口の中をきれいにしてくれる唾液の分泌などを促してくれます。
むし歯予防に効果的なキシリトール
これらの特徴と効果があるキシリトールの摂取のポイントは、キシリトールが50%以上含まれているガムやタブレットを1日3回〜4回に分けて摂取すると効果的です!毎食後に食べることを意識して継続していきましょう。キシリトールガムの場合は咀嚼により、さらに唾液の分泌を促してくれるためおすすめです。
日頃のブラッシングと共にむし歯予防に取り入れてみましょう!